
「いつか備えなきゃ」「何から手をつければいいか分からない」—そう思っている間に、災害は容赦なくやってきます。
地震、台風、豪雨…自然災害の多い日本において、防災対策はもはや特別なことではありません。
命を守る第一歩は、家の外ではなく「家の中」の安全を確保することです。
大きな防災セットを用意する前に、まず自宅の環境をチェックし、すぐに実行できる具体的な対策5つを始めましょう。
命を守る【家の中の安全確保】対策5選
1. 【地震】家具と家電の安全を確保する
地震発生時、家の中で最も危険なのが、家具や家電の転倒・落下です。
命の危険を避けるため、そして避難経路を確保するために、固定は必須です。
・対策
L字金具、突っ張り棒、粘着マットなどを使い、タンスや食器棚、冷蔵庫などを固定しましょう。
特に、就寝中にいる寝室や子供部屋の家具から優先的に固定することが重要です。
・設置のポイント
突っ張り棒は天井との間に十分な強度を持たせるため、家具の「前面」に取り付けます。
背の高い家具には、壁への固定を必ず併用しましょう。冷蔵庫やテレビなどの重い家電には、振動を吸収する粘着マットやストッパーが効果的です。
2. 【地震・台風】窓ガラスに飛散防止フィルムを貼る
大きな地震や台風で窓ガラスが割れた場合、飛び散った破片は凶器となり、大きな怪我につながります。
・対策
市販の飛散防止フィルムを窓ガラスに貼りましょう。
これは、ガラスが割れても破片をフィルムで留める役割を果たします。
飛散防止効果のある厚手のカーテンを併用するのも、二次的な防護として有効です。
・緊急時の応急処置
フィルムが手元にない場合は、養生テープを窓に「米の字型」に広範囲に貼るだけでも、破片の飛び散りを一時的に軽減する効果が期待できます。
テープは剝がしやすい養生テープを使用しましょう。
3. 【断水・停電】飲料水と非常食を必ず備蓄する
ライフラインが停止した際、命を繋ぐのが水と食料です。
救援物資が届くまでの時間を自力で乗り切る準備が必要です。
・対策
最低でも3日分、できれば1週間分の飲料水と非常食を備蓄しましょう。
食料は、温めなくても美味しく食べられるものや、アレルギー対応品などを家族構成に合わせて選ぶことが大切です。
・ポイント
水は一人あたり1日3リットルが目安です。
ローリングストック法(普段から消費・補充する備蓄方法)を活用し、賞味期限切れを防ぎながら常に新しい食料をストックする仕組みを作りましょう。
4. 【停電】懐中電灯と防災用品を枕元に用意する
災害は夜間、就寝中に起こる可能性も十分にあります。
暗闇の中でパニックにならずに動ける準備をしておきましょう。
・対策
懐中電灯とスニーカー(または厚底のスリッパ)、そして携帯ラジオを枕元やベッドサイドのすぐに手が届く場所に置いておきましょう。
・ポイント
懐中電灯は出口や危険物を照らすため、スニーカーは割れたガラスの破片から足を守るために必須です。
懐中電灯は、定期的に電池の残量をチェックするか、充電式にしておくと安心です。
5. 【火災・二次災害】消火器と救急箱の場所を確認する
地震後には電気系統からの出火(通電火災)や、家具の下敷きによる怪我のリスクが高まります。初期対応ができる準備が必要です。
・対策
家族全員が消火器と救急箱の場所を把握し、使い方を確認しておきましょう。
特に消火器は、キッチンやリビングなど、火が出やすい場所に設置します。
・救急箱の中身
常備薬や絆創膏のほかに、体温計、消毒液、ガーゼ、三角巾なども補充しておきましょう。
断水時を想定し、ウェットティッシュや手指消毒液を入れておくことも大切です。
防災意識を習慣に!家族で確認すべき2つのルール
防災は、個人の問題ではなく家族全員の問題です。
「もしも」の時にパニックにならないよう、家族で話し合ってルールを決めておきましょう。
1. 緊急連絡方法のルール
災害時、携帯電話の音声通話は繋がりにくくなります。
連絡手段の決定
災害用伝言ダイヤル(171)や、災害用伝言板(web171)の使い方、またはSNSを利用した安否確認方法などを家族で確認しておきましょう。
集合場所の決定
離れた場所にいる時に被災した場合を想定し、自宅近くの集合場所と、広域避難場所の二つを決めておきましょう。
2. 避難ルートの確認とシミュレーション
避難ルートは、家族全員で一度は確認しておくべきです。
・ルートの確認
自宅から近隣の避難所までのルートを、家族全員で実際に歩いて確認しておきましょう。
・シミュレーション
「夜間」「雨天時」「瓦礫で道が塞がれている」といった状況を想定したシミュレーションをしておくと、いざという時の判断力が格段に高まります。
まとめ
家庭でできる防災対策は、時間がかかるものも多いですが、できるものから始めてみましょう。
大きな防災セットを用意する前に、まずは「家具の固定」や「非常食のチェック」といった家の中の安全確保から始めましょう。
あなたの命と家族の安心を守るために、できることから一歩ずつ備えを進めていくことが大切です。
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